
ロゴをつくるときに陥りやすい失敗が、経営者の好みでデザインが決まってしまうこと。そのセンスが会社の目指す方向やメイン商品のターゲット層の好みと一致していればいいのですが、そうでない場合、ひとりよがりのデザインになってしまします。私たちは、まずロゴをつくる前に綿密な打ち合わせを行い、ご依頼主とともに「勝てるコンセプト」、つまり強いブランドメッセージをつくります。そのブランドメッセージをもとにロゴマークや企業イメージカラーを練り、デザインや目指す世界観を統一させていきます。それからできあがったブランドメッセージやロゴマークを名刺やセールスレター、チラシ、DM、ホームページなど様々なツールに展開し、お客様の頭の中にひとつの記号のように会社の印象をインプットさせていくのです。軸となるブランディングのもとに、良質な商品とそれを要望するユーザーを結びつけることができれば、売り上げ2倍も難しいことではありません。
事業を始めて行くにあたって、最初の名刺交換やチラシに封筒に印鑑にホームページにと、ありとあらゆる所でロゴマークは登場してきます。その瞬間瞬間にキチンと記憶に残り、確かな印象を与えるという事は5〜10年というスパンで考えた場合かなりの費用対効果が表れてきます。
最初に発掘したコアをロゴマークにもきちんと反映させ、誰に対して、どんな価値を、どの地域で事業をおこなっていくのか? 実はロゴマークを作る事は、事業の基本戦略を決定することでもあります。
そして出来上がったロゴマークとブランドメッセージをいつでも同じ色で同じ書体で刻印し続ける事がブランディングの第一歩です。